SUSTAINABILITY in NIHONBASHI
MICE都市・日本橋のサステナビリティとは
日本橋サステナ物語
日本橋エリアは、街づくり・MICEにおいて、「サステナビリティ」を重要かつ戦略テーマに設定しています。このテーマ策定の歴史的背景や意図、そしてサステナビリティ先進企業・商店のトピックスについてご紹介します。
History
歴史的背景
日本橋エリアには、循環型社会を営んでいた江戸時代の知恵、幾多の災禍を乗り越えてきた共助の精神、そして、企業や商店、人が互いに尊重・連携する共創のコミュニティが根付いています。
循環型社会のための知恵:
「サーキュラーエコノミー」として注目される資源循環の仕組みは、実は400年前の江戸・日本橋に定着していました。資源が限られた当時、江戸には1,000ものリサイクル屋が存在したと言われ、無駄のない、洗練された都市生活が営まれていたのです。
災禍を乗り越えてきた共助の精神:
街の9割が焼失したと記録される関東大震災(1923年)ほか、災禍が幾度もこの街を襲いました。しかし、そのたびに、同業組合等のもとで助け合いの精神が発揮され、企業・団体の枠を超えて、復旧・復興を早期に実現してきました。
互いを尊重するコミュニティ:
「五街道の起点」として、日本各地からモノ・人が集い、街として新陳代謝し続けてきました。今でも街の職人から、「伝統を継ぎながら、新しいことにトライするのが日本橋」と発せられるように、互いを尊重しながら共に創るスタンスは変わりません。
かねてより、日本橋エリアには、街の長期的な発展を下支えする知恵・精神・コミュニティが存在していたのです。
Story
MICEへの想い
この歴史的背景のもと、日本橋の各所で、サステナビリティ推進事業が実行されています。ただし、古くからの付き合いが人・企業を繋げた以前に比べ、国内外から様々な企業が集積した今、「互いを知らない」という課題が徐々に広まり、ダイナミックな連携に至るには余地があります。
そこでDMO TOKYO 日本橋は、「サステナブルな街を実現するため、『ともに考え、ともに創り、ともに発信する』ことが最重要」と考え、街が連携・共創のプラットフォームとして機能するよう、イベントを基軸にしながら活動しています(SDGs 17番目のゴール「パートナーシップで目標達成」に該当)。
継続的な開催:
サステナビリティ推進企業・商店や関心層が集うことを目的に、春秋開催の「日本橋サステナDays」、夏開催の「ECO EDO」、秋開催の「日本橋ぐるり展」「日本橋サステナブルサミット」など、BtoC・BtoB問わず様々なSDGs関連イベントを年中展開しています。
参加しやすいプログラム設計:
「親子向け木育広場」「青空サイエンス教室」「地方創生パネルディスカッション」など、誰もが家族・友人・同僚を連れて参加したくなるプログラム設計にも注力。また、企業に対しては、登壇・出展・協賛などのMICE機会を用意し、地域連携のきっかけを提供しています。
連携を後押しするサポート体制:
日本橋エリア内の企業間連携のみならず、企業と老舗店、日本橋企業と他地域企業、企業と生活者(親子、学生、地元住民etc)を繋ぐことに取り組んでいます。例えば、登壇・出展の場でお繋ぎし、集客を通じて新たな客層との出会いをサポートしています。
一方、1会場に数千人~数万人を集めるMICEは、経済的な恩恵はもちろん、文化・環境面でも大きな影響を及ぼします。そのため、MICE都市・日本橋では、ホール・ホテルといったMICE事業者が企業の枠を超えて連帯し、自然環境や地域社会が経済の犠牲になるのではなく、バランスを整えることを目指しています。
ここからは、日本橋各所で進むサステナビリティ活動をご紹介します。
日本橋サステナ活動
WANTED
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